〜みんなで育て、育ち合うということ〜 卒団式

今日は、我が子の所属する地域の野球チームの、
6年生の卒団式でした。

午前中、親子野球を楽しみ、
   お母さんチーム対、1〜3年生(ママハンデイあり!)
   お父さんコーチ達チーム 対、4〜6年生(父たちかなり本気!)

それから、当番ママたちが作ってくれた豚汁を頂きながら、
宴会ランチ。

地域の大会で勝ち抜いた、トロフィーと表彰状の受け渡し、
皆勤賞やMVP賞の表彰

そして卒団式が始まった

まず監督や、お父さんコーチからの、贈る言葉

厳しいで有名な鬼監督は、子供たちのことをよく見てる。
野球の技術が上がったか、だけでなく、
子供たちそれぞれの個性と特徴を、
心に火が着いて練習に専念するようになった瞬間、
心が乱れた瞬間、整った瞬間、
チームのメンバーについて悩み葛藤している姿、
周りの人が気持ちよくできるようフォローしている姿、
その時々のコーチたちの思いを述べる

厳しい叱咤は、同時に、我が子を育てるような激励でもあり、
この監督は本気で子供たちを育てていたんだな・・・

熱意が伝わってくる


次に、卒団する6年生からの発表
ゼッケンを監督に返納し「ありがとうございました!」と一礼
それから1人ずつ、思いの丈を、
コーチたち、後輩、親御さんの前で発表する

きちっと手紙にしたためて来た子もいれば
ぶっつけ本場の子もいる

内容はみんな個性があり

実は入部は親から無理にさせられたこと
最初は全然上手くなれず、嫌でしょうがなかったこと
厳しいコーチの指導より野球が嫌いになったりしたこと
リーダーとしていかにみんなを統率するかとか、
自分の役割は何か、思い悩んだこととか、
受験勉強と野球との両立が難しく、休部する覚悟した時の葛藤
途中で身体を壊し、ドクターストップがかかりながらも
 卒団したい思いでなんとか続けてきたこと、、
そして最後、やってきて良かったと心から思っていること
・・・

私が知らない、地域大会で優勝して強靭にみえる彼らは、
最初から強かったわけではなく
実はみんなそれぞれ、
たくさんの苦労や葛藤を抱えながら、ここまで来ていた。
同時に、それを支えてきた、お父さんコーチたちや、
陰役者のお母さんたちにも、たくさんエピソードがあって、

最後に伝えるのは、感謝・・

発表しながら涙ぐむ6年生の姿、お母さんの姿から、
精一杯に生きてきた、というのが伝わってきて
あぁ、たった12歳で、こんなにも、成長できるものなのか、

みんなで育て、みんなで育ち合う
その美しさにひたすら胸を打たれる


私が子供のとき、こんなに本気で精一杯生きていただろうか・
こんな風に、たくさんの大人、仲間の愛を受け取っていただろうか・・・


この子たちはこれから、野球を続ける、違うことを始める、
それぞれあるかもしれないけど、
このチームで野球や野球以外の葛藤をして
最後まで続けて卒団できた、ということは、
今後、絶対に大きな誇りと自信となって、つながるのだろう


改めて、地域で、みんなで、みんなの子供たちを育てること
親も子供も育ち合うことの意義と、
ありがたさと、健全さを
感じた1日でした☺️

おかげさまな 日々

~感謝があふれる 心地よい居場所の作り方~

0コメント

  • 1000 / 1000